うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

火花の対極にある破局。

日本経済新聞の連載書評記事に「半歩遅れの読書術」があります。だんなは旋毛曲がりの臍曲がりですから半歩どころか三歩くらい、殊にベストセラーや文学賞受賞作品なぞは、巷間の潜熱が聢と冷めてから読む癖を持っています。 ために、今更ながら又吉直樹氏の…

やさしい政権。

今日の日本経済新聞朝刊に、岸田内閣の支持率が4ポイント上昇したと謂う記事がありました。その所為か、朝からやや體調が優れません。 落ち着いて考えれば、内閣支持率が上がるのは当の然かも識れません。岸田総理大臣は国民にやさしい政治家ですから。 2021…

何時か屋根を開け碧落を仰ごう。

日本経済新聞定期購読者に配布される情報誌「日経REVIVE」。2月号の特集は「冬こそオープンカー」でした。慥かに夏は脳天灼かれて、熱中症なぞ洒落にならない事態に陥りかねない懸念もありますから、屋根を明けるなら冬の方が良いのかも識れません。余談です…

春を俟つ桜餅。

近間にある和菓子屋の桜餅。おくさんが仏壇にお供えするお菓子にと購めてくれたものです。少しだけ春を先取りできたかなと思いながら、あしたは道明寺が食べたいなと慾をはるだんなでありました。 悴みてうらうらを俟つ長明寺

串カツのソースは二度撫ずれば腹立つ。

昨日、テレビ番組で串カツ田中さんの特集がありまして。昭和世代のふうふは、ブラウン管、もとい液晶の情報に感化されやすいものですから、早速に本日近間の店舗で持ち帰りして参りました。ネットで予約すると、俟たずに揚げたての串カツを受け取れるのは便…

120年残る遺書。

父と母が些少しか時を経ずして続けて亡くなり、相続の手続きには著しく忙殺されました。心裡的な動機付けを得難いところ、煩雑な手続きを定められた期日までに処理するのは、中中に辛いものです。加うるに、立て続けとあれば尚更でした。ために、公正証書遺…

Highway to the danger zone。

ちょっとトップガン的な? 感じを目指してみたんです。

備忘記事。

母一周忌法要の辨当。

弥縫策。

賃上げの機運が高まっている、と謂う論調の記事やニュースを目にします。岸田文雄首相も施政方針演説で「新しい資本主義」や「構造的な賃上げ」に触れています。でも、脳味噌の軽いだんなには、ちょっと何謂ってるか分からない。 新しい資本主義では、働く人…

前倒し法要。

今日は母の一周忌法要でした。本来は明日なのですが、霊園の都合など諸諸あり、一日前倒ししたのです。車で向かう道中は雨に降られましたが、霊園に着いたときには青空が広がり日差しも暖かいほどの好天になっていました。明日は荒天になるとの予報もあり、…

蘇を焼く醍醐味。

チーズを日本語で謂うと、蘇或いは醍醐となるのでしょうか。久し振りに近間で購めた「花畑牧場」のカチョカヴァロ。鉄板で少しずつ焼ながら戴きました。 お酒が進んでさあ大変。 鍋料る皹切らした妻の手

浮世根問。

加速度的に速くなる世の中の流れに、だんなの軽い脳味噌では棹さしても流されるばかり。黴の生えた知識を少しでも革めようと、無駄な抵抗をしています。仮面ライダー1号の本郷猛のように、知能指数600もあれば苦労しないんだろうなあ。 ちゃんと知見として使…

洗い初め。

年が明けてから三週間が経ちました。早いですね。今朝は近間のガソリンスタンドに向かい、主力家事請負車の洗車をお願いしました。 アルファロメオ4cスパイダーよ、お前の洗い初めはもう少しだけ先だ。俟ってくれな。

意気地は無くとも食い意地は張る。

ドライブとエイトのお散歩を兼ねて、アルファロメオ4cスパイダーで少しの高歩き。談合坂下りの有料道路内事業所で、焼き小籠包を戴きました。 帰路は矢張り談合坂の上り有料道路事業所内で、牛舌焼串とクラムチャウダーを。牛舌は2本購めたのですが、1本は…

分析も検証もされていないリスクは取れない。

国内でコロナウイルス感染者が確認されてから3年が経過しました。今朝の新聞記事によると、政府は今春にもコロナウイルスの感染法上の分類を現在の2類相当から、季節性インフルエンザ等と同じ5類に変更する検討に入ったようです。同時に発熱等の症状がある人…

参手繰り目。

蕎麦粉10に対して繋ぎ粉2の所謂外二蕎麦は、二八蕎麦よりも少少蕎麦粉の割合が多い。潔くもりで、とも思いましたが、空きっ腹を抱えていたので鴨汁を戴きました。たっぷりのつけ汁には、鴨肉がごろごろ入っています。大ぶりの葱は絶妙な加減でくたっていて、…

青は藍より出でて藍より青し。

漸く宿題図書の一冊、藤澤清造の「根津権現裏」を読み終えました。病苦に苛まれ、貧苦に灼かれる日乗と友人の自裁に関する種種、と謂う要約はやや乱暴に過ぎるでしょうか。該作は西村賢太氏が「歿後弟子」を自称するほど傾倒し、氏の注力により2011年に新潮…

子守熊の行進。

さて、毎度のことに皆様の愛想も小想も尽き果てているのではと生きた空もありませんが、亦たも限定品に惹かれるだんなの愚かさは限定されません。ために、コアラのマーチ「しあわせのレア!?チーズケーキ」を購い入れました。 コアラのマーチを食べるのは何年…

犬馬之心。

雨が落ちてくる前に、エイトとお散歩です。 買い物をしているおくさんを俟つ間、エイトは落ち着きがなく不安そう。 もっとだんなを頼りにしていいんだよ。 いや、 是非、 頼りにしてください。 ね。 買い物を終えたおくさんが戻ってくると、一生懸命尻尾を振…

調髪初めするエイト。

松の内が明けたと思ったら、鏡開きも終わり、気がつけば小正月。 今年初めてのトリミングですっきりしたエイト。まだお正月気分が抜けないかな。おつかれさま。 親莫迦ちゃんりん、蕎麦屋の風鈴。

食らえども其の味わいを識らず。

エイトのトリミングが終わるのを俟つ間に、晩酌の供を求めて、DEAN&DELUCAへ。購った根セロリのゴルゴンゾーラチキンサラダと、海老とブロッコリーのオーロラソースマリネを戴きました。ゴルゴンゾーラのサラダは少し塩味が立ち過ぎ。バゲットと合わせて、ま…

遅かりし由良之助。

1月12日の日本経済新聞に、日本の「生涯無子率」が先進国中で最も高いという記事がありました。巷間でも話題になっているようです。数値が明記されていないので、記事の内容から推察して順列すると、概ね下記のようになるかと。 1 日本 (44.3%) 2 フィンラン…

病は治るが癖は直らぬ。

どうも「北海道物産展」という言葉に耐性が持てません。どうして、北海道には美味しいものが沢山あるんでしょう。 いけませんねえ。 御馳走様でした。

苦しいときの神頼み。

ユニクロなどを運営するファーストリテイリングが、従業員の年収を最大4割引き上げると発表しました。末の官房長官、元い、松野官房長官は「前向きに評価したい」と言っていますが、当初の岸田首相の公約であった、「成長」と「分配」についてはそろそろ具体…

呉下の阿蒙。

どうも限定と謂われると手が伸びてしまいます。ほぼ既存食材の組み合わせだと、わかってはいるんですけれど。 縁なき衆生は度し難し。 御馳走様でした。

大人になるための熱量。

この四半世紀ほど この国には 伊丹十三が 足りな過ぎる。 1月8日、日本映画専門チャンネル開局25周年企画として、伊丹十三監督全10作品を一挙放送。本当に足りな過ぎましたよ。伊丹十三のダンディズム、知識、知見、そして諧謔。恰好良い大人は足りてるかな…

仏の座は子鬼田平子の異名。

今年の正月は服喪中で、おせち料理も雑煮も食べず、ために然程暴飲暴食鯨飲馬食もしていません。とは謂え加齢と共に胃の働きも衰えますし、無病息災の願いも込めて七草粥を戴きました。 御馳走様でした。

弐千円札は偽の札ではない。

何故か弐千円札が巷間の注目を集めているようですね。沖縄サミット開催を期として2000年7月19日に発行された紙幣ですが、今は殆ど手に取る機会はありません。2003年以降は国立印刷局も刷っていないようですから、一度も目にしたことがない方もいらっしゃるか…

贅沢は素敵だ。

昨年の東洋経済に、哲学者國分功一郎氏のインタビュー記事が掲載されていました。SNS上の言論空間につての議論が中心ですが、だんなが興味深く読んだ部分を引用します。 メジャーな価値観に基づく正論によって批判されうる意見が、どこまでも排除される。そ…

弐手繰り目。

2023年の弐手繰り目は高尾まで足を伸ばします。高尾山周辺の人が集まる場所からは少し離れていて、隠れ里に忍ぶ佳店。方向音痴のだんながよく辿り着いたものです。 つけとろろの大盛を戴きました。聢と角が立ち腰の強い蕎麦と、鰹の風味豊かな蕎麦汁で割って…