拙ブログを始めて略二年間。沢山のはてなスターやあたたかいコメントを戴いた皆様に心から感謝申し上げます。
勝手ながら、暫くの間ブログから離れることにしました。皆様の記事は、毎日とはいかないでしょうが、拝読させて戴きます。
三ヶ月か半年か、或いは一年先になるか分かりませんが、諸諸整いましたら亦た更新したいと思っています。お赦しくださるのであれば、引続き読者登録をお願いします。
革めて有り難うございました。皆様のご多幸をお祈り申し上げます。
それでは、また逢う日まで。
喪中がために、特段に正月らしきこともせず三が日を過ごしているふうふですが、震災や航空機の事故などに鑑みれば、穏やかに経てている日乗に感謝しかありません。
今日は買い物がてらに公園でエイトとお散歩。犬連れの方が多くいらっしゃいます。
エイトは大きなダルメシアンにご挨拶されて、嬉しそうに尻尾を振ったり、同じトイプードルを連れたご夫妻に「仔犬ちゃんですか?」と聞かれてテンションをぶち上げていました。いえ、エイト10歳ですので中年過ぎのおっさんなんです。ごめんなさい。
ふうふは酒の宛てに豚足を購い、家吞みです。革めてしみじみと感謝です。
喰い積みも無く豚足で酒を吞み 拙句
くいつみもなくとんそくでさけをのみ
吾ながら非道い出来です。
傀儡師の始めには諸説あるようですが、平安時代には既に存在していたとされています。木の人形「木偶」を首から掛けた箱の上で回せる漂泊芸人で、盛りは江戸時代ですが、正月に家家を廻り目出度い舞いを披露したことから季語にもなっています。
芥川龍之介は「傀儡師」と謂う短編小説集を上梓していますが、傀儡師を題材とした掌編はありません。自身を小説を編む傀儡に喩えたのでしょうか。
eight8eight-888.hatenablog.com
元日に令和六年能登半島地震が起きると謂う、脳天気なだんなには想定外の改年となりました。被害が拡大しないことを祈る許りです。
傀儡師の口上「鬼が出るか蛇が出るか」。ふうふとエイトの一年はどう進んでいくのでしょうか。幸運も否運も少しずつだと良いのですけれど。
「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのは莫迦莫迦しい。重大に扱わねば危険である」。芥川龍之介の言です。文豪は生きた現世を如何視ていたのでしょう。
世の中は箱に入れたり傀儡師 我鬼(芥川龍之介の俳号)
よのなかははこにいれたりくわいらいし
生き辛き世を委ねたり傀儡師 拙句
いきづらきよをゆだねたりくわいらいし
今年もいよいよ最後の一日となりました。皆様のあたたかいコメントやはてなスターに支えられて、1年間ブログの更新を續けることが出来ました。本當に感謝しております。ありがとうございました。
よろしければ、来年も「うちのふうふとエイトのこと」にお付き合い戴けたら幸いです。どうぞよいお年をお迎えください。。