うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

生活様式

無患子は參年磨けば茶。

どこの鴉も黒さは変わらぬ、なぞ謂いますが。 こいつはちいと様子が違うんです。 Toys McCOY(トイズマッコイ)TYPE A-2 RWA CLOTHING CO. BLACK VER. RED LINING TMJ2506です。まあ詳しいことはだんなも理会の外なんですが、どうやら茶色に染めた革を黒の染…

本篇の弐 參台目は日本の魂。

參台目は内装が㭭割方仕上がり、さて愈愈内燃機と変速機構再構築するべく再び別の匠の許へ。どうやら遠路広島へと運ばれるようです。残念ながら、既に參台目の部品はいや悉く産生を停止しています。ために、本來の鍛造吸鍔などは廃棄と諦めねばならず、社外…

本篇之壱 參台目は日本の魂。

内装の修復を終えて、漸く戻ってきた參台目。一旦お戻り戴きましたが、対処すべき課題は満載です。ために、間を置かず内燃機の性能回帰の施術を行います。陋居の車庫に納まるのは何時のことになるのでしょうか。 まあ、内装も未だ㭭割方と謂うところで道半ば…

次百神にはなれなくても 其の伍 美しい靴。

だんなの淺い智識では羞ずかしながら、革靴や長靴と謂えば英吉利か伊太利亜かなぞと、甚だしい思い込みと予断を持っておりました。物を識らないとは畏ろしいもので、日本の職人気質に革めて眼を開いたのが此方の逸品。參拾年目の真珠婚記念にとおくさんが贈…

刺子の巾着。

近間の商館で売りに出ていた巾着袋です。藍染めした太刺子の生地を使っているようですね。携帯電話と札入れが丁度収まるくらいの大きさで、無愛想な表地に小洒落た裏地の裏勝り。腰の帯革に通してちょいと出掛けるのに、ちょっきり見合うのが宜しい。 腰巾着…

微妙な尾錠。

葡萄酒に於いては、収穫年を遡って年代物を産生するなぞは到底出来ない無理難題でしかありませんし、存在すべきでは無い悪意のある紛い物に過ぎませんが、一方で、巷間には特定の年代に世に出た秀逸な品品を。現代の技術で精巧に再構成する複製と謂う範疇が…

答え合わせ。

前回の記事の題目ですが「間違い探し」と謂うのは適切ではありませんでして、各各の違いを見つけては独り愉しみにしている次第です。 而して、だんなが気付いた限りで申し上げますので「答え合わせ」なぞ僭越の極みなのですが、ご容赦戴きお付き合い願います…

次百神にはなれなくても 其の參。

第二次世界大戦に參戦していた亜米利加は、當時の民生品に使われる素材や製造法に物資統制を掛けていました。ために、此の上着も其の難を免れず、左胸の物入れに垂れ蓋が付いておらず、前身頃の釦も4つしかありません。なぞ謂う蘊蓄は勿論借り物ですけれど。…

人と煙草の良し悪しは煙となって後の世に知る。

文豪森鴎外の息女であると謂う一点以外、森茉莉氏のことには知識を持ち合わせていません。偶さか近場の書肆を訪った折に其の一角にちくま文庫の展示即売があって、置かれていた一冊を購いました。「贅沢貧乏のお洒落帖」と謂う書名に惹かれるものがあったか…

雨、車軸のごとし。

強い勢力を持つ颱風漆號が接近し、各地に様様な影響が出ているようですね。ふうふも大人しく陋居に篭居しています。 未だ車軸を流すほど降り籠めてはいませんが、雨脚は段段と強くなるのでしょう。眼前の日乗に黙坐専念しようとしますが、雲の如く雑念が浮か…

いいレザーの日。

今日はいいレザーの日だそうです。だんなも革製品を好んで愛用していますが、動物の皮を使うのは残酷だと謂う論調もあります。基本的に革製品は一部の国を除いて食肉加工過程の副産物を利用しています。廃棄せずに革製品に加工すれば、食肉の価格を下げるこ…

公共放送の存在意義について考える。

日本放送協会、所謂NHKは1950年に放送法に基づいて設立された特殊法人です。法人の目的は「公共の福祉のために、あまねく日本全国で受信できるように豊かで、且つ良い放送番組による国内基幹放送を行うと同時に放送およびその受信の進歩発展に必要な業務…

欣慕。

近間の文具店で購めたオレンジビック三種。 廃盤から手に入らなかった黒。 日本では未発売の緑。 軸が透明のクリスタルオレンジファインには、ゴムのグリップが付いています。この仕様は見つかりませんよ、多分。 と謂うトリプルコンボに欣慕する。良い買い…

値札が大切なものを堕落させる。

ミニマリストと謂う単語を耳目にするようになったのは、何時からでしょう。必要最低限のもので生活する人や様式のことと理会しています。ご賢察の通りふうふは是れに当て嵌まりません。マキシマリストでもありませんけれど。コロナ禍の一時的な影響で、国内…

弊履のごとく父母の遺品を棄てる。

幾許かの実家の遺品を整理した時のことです。ささやかな遺物にもくさぐさの思い出は潜んでいるもので、捨てるには多分にかなりの思い切りが要るものでした。思いも物も拾い上げればきりがつかないので、凡て破れた履物のように価値が無いものと割り切ります…

文学に索める私産防衛に関する思案。

結句、投資家心裡を読むことは絶対に出来ない。少なくともだんなには。 進行する円安に対して、24年振りに政府が円買いドル売りの為替介入を行いました。過去10年間のドル円の為替推移を見ても、円の相対的な価値が下がっていることは明らかですが、円安・円…

蕎麦は角。

重力が増したかのような打ちつける暑さも幾許か和らぎ、ふうふとエイトは車で少少遠走り。涼気を感じる露台の席で手打蕎麦、「冷たい自然薯蕎麦」を戴きました。エイトはお水だけ。ごめんね。 角が立った蕎麦はきりりと冷えて、自然薯は粘りが強くふうわりと…

50-10 COSMO COMMUNICATOR。

小さいノートパソコンの様にも見えますが、鍵盤を実装した携帯電話です。オペレーティングシステムはAndroid。携帯電話としての機能や使い勝手は十人並みですが、抑、電話としては使っていません。本機の価値は唯一、打感が良く、小さすぎず、タッチタイプも…

いまこそ、希望を。

アキレスと亀の背理とは「走ることの最も遅いものですら最も速いものによって決して追い着かれないであろう。なぜなら、追うものは、追いつく以前に、逃げるものが走りはじめた点に着かなければならず、したがって、より遅いものは常にいくらかずっと先んじ…

銭形平次。

野村胡堂の小説「銭形平次捕物控」。長、短篇あわせて383篇が梓に鏤められたそうです。だんなは小説は未読です。識っているのはテレビ時代劇。平次が悪漢に天誅を下す必殺技、寛永通寶真鍮當四分錢の投げ錢に子供心を鷲摑みにされました。 最近、と謂っても…