うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

料理

食慾の秋にいくらを漬ける。

秋鮭の生筋子が、思いの外手頃な値段で出ていました。旬の初めは過ぎたからでしょうか。解して醤油漬けにします。 温塩水の中で卵膜に添って親指の腹で押し出すと、ぽろぽろと生筋子が綻びていくらになっていきます。笊にあげて軽く水洗いしてから、調味液に…

滋養には滋味。

トマトとモッツァレラチーズのカプレーゼにホワイトセロリ。 オリープオイルとレモン汁に塩胡椒で。 からのー、 芥子飯! 完全栄養食です。 ※個人的見解です。 御馳走様でした。 ランキング参加中雑談

河豚は毒魚か将又下魚か。

今朝から雪が降っていて、家々の屋根に白を置いています。寒い日に食べたくなるのが鍋。具材を何にしようかと悩むのも心嬉しい。河豚なら押しも押されもしないけれど、真鱈の旬も味わいたい。青木直巳氏の「江戸うまいもの歳時記」によると、該時、毒のある…

東の横綱を攻める。

年末年始、ふうふは特段の用向きもなく、不断通りの日乗です。服喪中ですので、おせちも戴きませんし初詣にも参りません。せめて財布尻を叩いて旬の食材を賞翫しようと思い立ち、大洗の鮟鱇を取り寄せました。 冬は鍋。具材は選り取り見取りですが、取り分け…

鮟鱇の餌俟ち。

膠原(註:コラーゲンのことです)が體内で劣化すると、肌は張りを喪い皺を惹起し、腱は精緻な密度を保てず運動能力が衰弱します。だんなも敗色濃厚にて老化は歩度を詰める気配はありません。ために、食による補完をと思い立ちました。 ご賢察の通り、大失策…

国土と正義と熱血と。

花甘欄、 珊瑚樹茄子、 豌豆。 おくさんが料ったサラダ・トリコローレ。 だんなは食べるだけ。滋味の虜。 御馳走様でした。

真打ち後から。

昨日のおでんの残りに蛸投入。 美味でした。 根多は使い古しですが、種は新鮮。 お後がよろしいようで。 関東煮灼く上顎を追う冷酒

ワルプルギスの夜。

ジャケ買いとは。ウィキペディア曰く「メディア商品を内容を全く知らない状態で、店頭などで見かけたパッケージデザインから好印象を受けたということを動機として購入すること」であります。近間の食料品小売店内を足任せに歩いているときに、商品と親和性…

真打ち後から。

先月の記事ですが、「死神大魔王」と謂う柿の種が期待を大きく下回る辛さで大変残念であったとご報告致しました。さて暫くを置きまして、近間の商店で「日本一辛い黄金一味」なるものを購いました。而してその実力や如何に。 結句、絶佳なり。日本一辛いにつ…

三日月麺麭。

低糖質のクロワッサンを使って、おくさんが朝食を料ってくれました。料理の語源とされる伯爵は「昼食は座って食べるな」を家訓とする一族に生まれ、仕事に忙殺されるあまり片手で食事をしていたそうですが、勿論座って両手で持って戴きます。御馳走様でした。