うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

食道楽

栗より美味い十三里。

栗(九里)より(四里)美味い十三里。江戸時代後期の焼き芋を売り出す口上だそうです。京都では栗には及ばないので「八里半」と焼藷は半歩下がっていたようですが、江戸に伝わり出世を果たします。江戸っ子の洒落好きが名を上げたのかも識れません。 焼藷を…

鯛中の鯛。

「今日、カシラは何があるかな」。 外祖父の代から馴染みにしている鮨屋のカウンターに腰掛けビールを註文すると、父は口癖のようにご店主に訊ねたものでした。カシラと謂うのは、身を取った後の魚の頭のこと。鯛が残っていれば「しめた」ものです。煮付けか…

50-1 スナッフルスのチーズオムレット。

紫蘭や右手(めて)に猪口左手(ゆんで)に大福。ふうふは飲み手ですが、甘い物も取ります。函館の洋菓子、スナッフルスのチーズオムレットはお気に入りの一つ。偶さか近間に期間限定で出店しており、早速贖いました。 創業者は「函館を出ず」を信条としてお…

翹望。

新型肺炎蔓延から2年超を俟ち、一片餉を賄う為に深大寺の蕎麦屋を訪いました。4cスパイダーを駐車場に停め、そば守観音様を奉拝。 品書きを見るともなく。 お定まりの上天もりを大盛りでお願いします。 エイトは水腹で一時。焦点も合わず累々心苦しい。ふう…