うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

馴致されるエイト。

エイトにとって、トリミングはちょっとした難行苦行。3時間も立ちっぱなしでいると塩垂れるよね。 でも今日は大好きなトリマーさんの洗髪調髪だったから、御機嫌の様子。調子も高揚しているね。 小型犬王に俺はなる!←なれねーよ。 温風や瀝青を掘る裸むし

二双目の進捗。

先日註文したドライビンググローブの仕様書を送って頂きました。恰好良い。原料となる偶蹄類の革を仕入れるのに時間が掛かる分、仕上がりは未だ先となりますが、俟つのも楽し。空腹は最上の調味料、というところでしょうか。

瑞獣。

下野国那須原にある国指定名勝の殺生石が瓜切りに割れているのが事触れされたのは2022年3月5日。鳥羽上皇の寵姫玉藻前に化身した九尾の狐狸は、千古不易の勲しき陰陽師、安倍晴明の直系卑属である安倍泰成に得体を看破され、退治られ石となりました。石に変…

ネオテニー。

愛玩動物である犬は、動物の個体として完全に成熟していながら、幼体の物影を維持します。生物学でネオテニー、幼形成熟と言われる現象です。犬は祖先である狼の幼体期のネオテニーであると謂われますが、幼形のまま保たれるのは様形だけではなく、強い好奇…

愛他主義。

新型コロナウィルスの感染が再拡大して流行の「第七波」に入り、毎日各地で感染者が最多数を更新していますね。BA.5株の矯激な感染力は、露骨に恐怖です。重症化の懸念は少ないとも謂われていますが、実際に自分が罹患したらどうなるかわかりません。他の人…

僕、待ってるね。

僕はエイト。黒毛のトイプードル。今は、やさしいおくさんとちょっとぼんやりしただんなさんと三人暮らし。ちゃんとお世話してくれるし、みんなでいると楽しい。毎日がふわふわのびのびしてる。 僕は、おひさまと草のにおいがたっぷりあるところで生まれた。…

散り際千金。

内館牧子さんの小説、「終わった人」を読みました。書目に加えて、書き出しの「定年って生前葬だな」という言葉が胸を衝きます。主人公田代壮介は東京大学を卒業後、大手銀行に就職し、順調に昇進を重ねて39歳で最年少の支店長に抜擢。そして本人曰く「黄金…

私、エイトが思うこと。

今週のお題「最近あった3つのいいこと」 皆様、いつも私の忠僕、だんなのくだくだしく血の巡りが悪い記事をご覧頂きありがとうございます。だんなに代わり感謝致しますとともに、かかる記事が皆様に隠忍を強いていることがあれば衷心よりお詫び申し上げます…

二軍のTシャツ。

過去の記事から抜粋です。手抜きで申し訳ありません。 だんなにとって、Tシャツといえばヘインズ。1986年に公開された映画スタンド・バイ・ミーで主人公の一人を演じた、当時14歳のリバー・フェニックスが着ていました。父親から失敬したウィンストンの両切…

初盆。

新盆、とも謂うのでしょうか。はやいもので、7月も半ばになりました。点点お迎えの準備をしないといけないな。 払暁を俟つ閼伽坏や夏帽子

銭形平次。

野村胡堂の小説「銭形平次捕物控」。長、短篇あわせて383篇が梓に鏤められたそうです。だんなは小説は未読です。識っているのはテレビ時代劇。平次が悪漢に天誅を下す必殺技、寛永通寶真鍮當四分錢の投げ錢に子供心を鷲摑みにされました。 最近、と謂っても…

50-9 イル ビゾンテの革文巻。

私を作ってくれたのは、1970年に偉大な職人ワニー・ディ・フィリッポさんが創立したイタリアの革製品生産者、イル ビゾンテです。革文巻なんて古臭くって分かり難い言い方はどうかと思います。素直にブックカバーといえばいいのに。私を購めたご主人とは3年…

惜しみなく愛は奪う。

近間の店頭で思いなしに目に留まった、壺押し。早速購めて使ってみたところ、足裏の壺を刺激する絶妙の案配。これは良い買物をした、と思っていたのですが。 自分の玩具と思い込んだエイトに取られてしまいました。首を乗せると気持ちいいようです。取り返す…

冠るエイト。

麦稈帽だね。夏場の正装だ。調髪もして、何処かへお出かけかな。

二双目。

先日、cacazanさんにドライビンググローブを誂えて頂きました。とても使い心地良いのですが、一点困りごとかありまして、指先までしっかりと覆う形で註文したものですから、タッチパネルが操作できません。と、想定していたところ、知らぬ顔を決め込んで二双…

くゆらす。

週刊誌アサヒグラフで1964年から2000年まで連載を続けた、團伊玖磨さんの随筆「パイプのけむり」。さよならパイプのけむりでの有終に至る全27巻からの撰集「味」を読みました。予予洗煉された麗筆と、夥多膨大な情報を小文で筆舌に尽くす筆力に圧倒されます…

蠟燭もらい。

竹に短冊 七夕祭り 大いに祝おう 蠟燭一本頂戴な 北海道ご出身の方はご存知ですよね。

花火。

おくさんが花火が上がっている、と謂うので、窓から外を見ると成程彩とりどりに開いては散る揚げ花火。終盤に近づくにつれ演出が派手になるのが常套ですが、旋毛曲がりのだんなは始まりの散発で儚い打ち上がりが好もしい。とんとんと咲いてさらりと仕舞う。…

暮らしを立てて時を経てて。

この記事でだんなのお年頃が知れてしまいました。抑、虚しく馬齢を重ねたのみでして掩蔽することもなし。くだくだしく面白みもない半生歴程で、最早目星い勲もありません。他所様に一段も二段も落ちる勤めぶりで立てた暮らしの中で、それでもおくさんが些か…

定期乗車券。

だんなの定期乗車券が刻幾許も無く期限を迎えます。不断の日乗であれば勤め口から頂く御錢で継続更改するだけですが、コロナ禍による働き方の変化も尚更、個人的な諸諸もあり革めてどう弁ずるべきか無い知恵を絞って、思いを巡らせています。成り行きに倣う…

自動改札機。

自動改札機に行く手を阻まれる場合、概ね以下の3通りに大別されるのではないでしょうか。 ①「下がって、もう一度タッチして下さい」 ②「係員のいる改札口にお回り下さい」 ③「チャージして下さい」 では順に見て行くってえと、まず①の場合。これはもう仕方あ…