うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

本日丑の日。

 

 土用の丑の日に鰻を食するようになったのは、蘭学者であった平賀源内の着想が起こりと謂われていますが、確証となる資料は残っていないようです。元来は土用の丑の日に「う」のつく食べ物を摂ると暑気にあたらないとされ、うどんや梅干し、牛肉なども食べていたとか。

 値上がり著しい鰻。東京都中央卸売市場日報の市場統計情報(月報)によると、2021年6月の鰻月別平均卸売平均価格は、キロ4,079円でしたが、2023年6月では、同5,904円と略二千円の値上がりとなっています。稚魚のシラスウナギの不漁や、中国での消費拡大が原因となっているようですが、鰻の市価が鰻上りとは洒落になりません。

 美食家の北大路魯山人は、うなぎは毎日食べていたのでは倦きるので、三日に一度くらいが良いだろう、と著していますが、それではうちの経世済民が破綻してしまいます。

 土用の期間中は、移動を避けた方が良いそうですから、外出や遠出には諦めを付けて、浮いたお錢で鰻を戴くとしましょうか。

 

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 肝焼きはちいと焼き過ぎかな。