うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

魔法の麵と悪魔のスープ。

 

 中華麵が食べたいと思い始めて早二日目。一人っ子で我が儘なだんなは食慾と物慾を抑える方法を識らずに、今に至ってしまいました。而して今日は町中華で吞もう、と勝手に決めてふうふで近間の中華料理店を訪います。

 先ずは檸檬サワーの宛てに、ブロッコリーとマッシュルームの塩炒めを戴きます。絶妙な塩味が容赦なく檸檬サワーを奪っていきます。

 

f:id:eight8eight_888:20231018165058j:image

 

 あ、お酒のお代わりをお願いします。あと大海老春巻きも。

 

f:id:eight8eight_888:20231018165134j:image

 

 春巻きは皮ぱり、海老ぷりでたっぷり。あれ、檸檬サワーが蒸発してしまっている。此れだから炭酸飲料はいかん。次はワインにしよう。そして今日の本命は、広東麵と半炒飯のセットでお願いします。

 略5分で着丼。

 

f:id:eight8eight_888:20231018165145j:image

 

 うわい。

 丼が大きいのもさることながら、盛りが良過ぎる。澎湃として漲るスープに、烏賊に海老に小柱に、豚肉と青梗菜に木耳と人参と取り取りの具が入った餡が万斛にのっています。つるりとした麵は食べても食べても減らない、魔法の麵。具材の豊富な餡は酒の宛てにもなる才徳兼備振り。そしてレンゲを運ぶ手が止まらない悪魔のスープ。嗚呼、食べ過ぎてしまう、塩分を夥多に摂取してしまう。そうだ、お酢入れよう。いや、塩分の絶対量は変わらないし、何なら味変でより食べ進んでしまう。何ら一つも解決していないではないか。あまりの美味しさにシナプスの接続も断たれてしまったに相違ない。

 大満足大満腹で御馳走様でした。食後から略5時間が経過していますが、胃袋には1ミリの隙間もありません。そして、だんなの辞書に「晩飯」の文字は無いのでした。