アルファロメオ4cスパイダーの鍵は大きくて分厚く、ポケットの中で大変に嵩張ります。更に嵩高くなるは承知で、キーカバー被せています。
一応今どきの車であるにも拘らず、アルファロメオ4cスパイダーにはキーレスエントリー機構が実装されていません。ドアを開けるにはいちいち鍵を取り出して解錠釦を押すか、鍵穴に鍵を挿し込んで捻るかしなければなりません。内燃機の始動もスタートキーは無く、矢張りシリンダーに鍵を挿して回すと謂う時代遅れの儀式が必要になります。ために、鍵を手にする機会が多いので、触りの良いキーケースを求めたのです。
表面を白、側面を赤、裏面を緑の革で註文しました。施錠、解錠釦に対応するラインも同様に三色を使った「ドゥエ・トリコロール」仕様です。あ、裏面に伊太利亜国旗を配っているから「トレ・トリコロール」でした。
最近は解錠や施錠、始動をデジタルデータで行う車もあります。物理的な鍵は徐徐に廃れてしまうのかも識れません。此のキーカバーも廃番になる前に、予備を註文しておくべきでしょうか。