うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

絶望の朝。

 

 今朝はとても良い天気。週末は荒天になるとの予報なので、今日はアルファロメオ4cスパイダーに乗ろうと、マンションの地下にある立体駐車場に向かいます。

 駐車している4階に向けてパレットが移動します。不断であれば、此の時点で盛大に盗難防止装置が作動する筈なんですが、無反応。嫌な予感しかしません。

 降りてきた4cスパイダーのドアロックをリモコンキーで解除しようと試みますが、亦たも無反応。手動でドアを開け、シリンダーにキーを挿し込み捻りますが、無情の無反応。バッテリーがお亡くなりになっていました。

 まじか。何度目でしょう。4度目でしょう。前回乗ってから3週間は経っていない筈なのに何故でしょう。4cスパイダーは何故か盗難防止装置が極めて繊細に反応するので、立体駐車場のパレットが動く度に作動してしまいます。多事多端な住民により、車の出入りが頻繁に繰り返されると、バッテリーの減耗が著しい。理会してはいるのですが、痛恨の極みとしか謂えません。

 嗚呼、もう駄目だ。百台を超えるであろう車が格納されている立体駐車場で、JAFに充電作業して貰うのが如何な至難の業であることか。考えただけで胃が痛くなります。ジュリアの記念限定車なぞに現を抜かしていた罰が当たったのでしょう。天罰覿面、天の配剤。而して、だんなの愚かさよ。仏の顔も三度まで。4cスパイダーも前回のバッテリー上がりで堪忍袋の緒が切れていたのでせう。臥薪嘗胆とばかり恥を雪ぐ機会を俟っていたに違ひない。面目の次第もない。どうか許して呉れ給へ。

 今回は一旦充電したのちに、バッテリーを交換しようと考えていたのですが、最有力候補であるALIANT X6は生産終了している模様。泣きっ面に蜂、弱り目に祟り目。何か救いはないものか。

 さう謂へば、奇しくも今日はボージョレ・ヌーヴォの解禁日でありました。酔いを以て傷心を癒やすと致しませう。絶望のあまりに言葉遣ひも可笑しくなってしまってゐる。状況は危急に瀕してゐるのだ。早速に購いに出掛けやう。

 いや、反省しろよ。