三年前に頚椎症を患ってから、體調は「悪い」か「やや悪い」の二択になりました。軀が痛く、手が震えます。箸を持つのも気疲れしますし、字を書くのも續けては出来ません。意図しない方に手が動いてしまうので、利き手を逆の手で抑えながら、それでも振戦が止まらずに、蚯蚓の這ったような字になってしまうこともあります。パソコンの打鍵でも入力間違いが増えました。文字を打つよりも、バックスペースキーを叩く回数の方が多いかも識れません。今もそうなんですけれども。
手術をする選択肢もありますが、首の前方か後方を切開して骨棘を削り除圧するため中中に繊細な術式になります。亦た手術をしても症状が恢復するとは限りません。ために、保存療法で薬を飲み續けています。
集中力が途切れがちなので、読書量も減ってしまいました。軀だけでなく頭も落魄れていく。つまらないことです。
何とかならないものかと思いますが、名利を求めて冥利が悪くなっては元も子もありません。一病息災と割り切って参りますか。
