ベン・ブラッド氏の「数字が明かす小説の秘密」によると、世界一短い小説は6語にて構成されている。
For sale:baby shoes,never worn.
売ります 赤ん坊の靴 未使用。
アーネスト・ヘミングウェイ作と謂う説もあるそうです。彼が余計な表現は作品を傷つけてしまうと考え、極限まで文章を削ぎ落としていたのが推察の根拠でしょうが、真実は不明です。メルカリで検索すれば多く行き当たりそうな「未使用の赤ん坊の靴」は、今でも小説を成立させられるのでしょうか。
日本の現況を短い語彙で表すならば、
行動せず 国は亡くすが 或るものは残る。
ですかね。
この本は丁寧に読み、文章の書き方について深慮したいと思います。