うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

3月3日。

 

一番に思い浮かぶのは、上巳の節句、雛祭でしょうか。国際ペンクラブの日本センター、一般社団法人日本ペンクラブの発案により制定された「平和の日」でもあるそうです。

旧ソ連の作家ボリス・パステルナーク。ロシア革命期を舞台に、「神から遺言された義務を果たし」上梓した小説「ドクトル・ジバゴ」。1958年ノーベル文学賞受賞の栄誉を得るも、辞退。後のサルトルを除き、初の文学賞辞退者です。サルトルは個人的主義が理由ですが、パステルナークは旧ソ連政府に迫られての辞退でした。ロシア革命に批判的な文学作家とされ、愛する祖国を捨てて他国への亡命を選択することは「死に等しい」為です。

この事象に日本ペンクラブソ連政府寄りの姿勢を取り、誹謗を浴びたようです。当時4代目の会長を務めていたのが川端康成でした。直截関わりないことですが、従軍記者だった氏が、生還不能の特攻兵器「神雷(桜花)」を賞賛する談話は読み下すに堪え難い字面です。体験を基に、後に書かれた「生命の樹」。未読です。ノーベル文学賞を受賞した文豪が特攻に対してどう向き合ったのか、知る端緒を開いてくれるでしょうか。「ドクトル・ジバゴ」と共に、文庫版の復刊を望みます。

今日は鬼籍に上った両親の結婚記念日でした。春のやよいのこの佳き日。いつまでも平和に。幸せに。

 

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