うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

弊履のごとく父母の遺品を棄てる。

 

幾許かの実家の遺品を整理した時のことです。ささやかな遺物にもくさぐさの思い出は潜んでいるもので、捨てるには多分にかなりの思い切りが要るものでした。思いも物も拾い上げればきりがつかないので、凡て破れた履物のように価値が無いものと割り切ります。

今日は立冬。冬の始まりは乃ち秋の極み。人恋しさに寂寞を募らせるのも今日までとしよう。気持ちを整えて凜然と、凛凛の寒さに負けないように。

 

立冬や実家はひとつのものもなし

 

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