2022-11-07 弊履のごとく父母の遺品を棄てる。 雑記 ふうふの暮らし 生活様式 幾許かの実家の遺品を整理した時のことです。ささやかな遺物にもくさぐさの思い出は潜んでいるもので、捨てるには多分にかなりの思い切りが要るものでした。思いも物も拾い上げればきりがつかないので、凡て破れた履物のように価値が無いものと割り切ります。 今日は立冬。冬の始まりは乃ち秋の極み。人恋しさに寂寞を募らせるのも今日までとしよう。気持ちを整えて凜然と、凛凛の寒さに負けないように。 立冬や実家はひとつのものもなし