好い加減にお披露目でもせねばと気を急かしている一方で、未だ陋居の車庫を潜るにも至らない參台目。とは謂え、納車から弐週間を経てたに過ぎず腹を据えて俟たねばならないのでしょう。
秒時計と時計が並んでいる雰囲気が好もしく購いました。ラリータイマー、と謂うのでしょうか。使い方も良く理会しておりませんし、用に充てる機会もまずないと思います。抑、參台目はラリーなぞとは縁遠い車です。而して手巻きの此れ等が実用的でないのも承知の上ですが、黒が基調の弐座からなる車内に、鈍色に照らされる弐台の時計が置かれているさまは何とはなしに悪くはないと思っています。
車も時計も油が切れないように手を入れながら、気が付くと時間を重ねている。そんな向き合い方が出来れば好いと思っています。

文字盤の字体が揃っていないのも、冩眞の焦点が暈けているのも古い者がやることですから、どうぞご容赦下さいませ。