強い勢力を持つ颱風漆號が接近し、各地に様様な影響が出ているようですね。ふうふも大人しく陋居に篭居しています。
未だ車軸を流すほど降り籠めてはいませんが、雨脚は段段と強くなるのでしょう。眼前の日乗に黙坐専念しようとしますが、雲の如く雑念が浮かぶ許り。いけませんねえ。
いっそ降り籠められるならば、愛機も納まる車庫なぞ如何かなあ。「七つ下がりの雨と四十過ぎての道楽はやまぬ」。初老男の胸中にも、少年の頃に思い描いた「秘密基地」への憧憬がぶすぶすと燻っているのです。
まあ所詮は夢の亦た夢「雨夜の月」です。何時か「旱天の慈雨」が降る天佑神助はあるまいか。あ、くれぐれも血の雨だけは降りませんように。
