うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

第一回日本人口会議が導いたものは。

 

 異次元の少子化対策を重要政策とする現在から、遡ること略50年。1974年に当時の厚生労働省と外務省が後援した第一回日本人口会議では「子供は二人まで」と宣言されていました。政策として、少子化が推進されていたのです。事実翌年から出生率は減少しています。

 今も昔もそうだと思っていますが、20年後、30年後、まして50年後の日本を良くしようと考えている政治家なぞほぼ皆無でしょう。差し当たった選挙での立ち回りが第一命題なのですから。

 マイナンバーカードの拙速極まりない推進や、種種の法案の強行採決は誰のためなのでしょうか。疑り深いだんなには、決して国民の生活を慮ったものだとは思えません。既得権益に飽き足らず、新たな利権を貪ろうとしているのではと猜疑の目でみてしまいます。喩えば、LGBTに対する理会を増進するのはとても重要なことです。而して、具体的に啓蒙や知見の伝播浸潤はどうするのでしょう。誰が担うのでしょうか。実行に必要な予算が組まれ、補助金が配賦される筈です。其れ等の分配による恩恵が、LGBT当事者の幸福に資するのであれば、とても好もしいことですが、理念も無い錢ゲバルトの紙幅を肥やすことになりはしませんか。

 政策の拙速の責任は有権者にもあります。政府は営利団体では無いのですから、短期間の成果ばかりを求めるべきではない。まあ、短期間の成果も出せていないのですけれども。

 口喧しい年寄りから、若い方たちに一言。成り行きでは、今よりも暮らしやすい未来はおそらくやってこないでしょう。気が付いたときに政治を変えようと思っても不可能です。残念ながらあなた方は既に少数派なのですから。

 様様な少数者が居心地の悪い思いをしないように、現状を維持して逃げ得を図る連中を啓蒙して下さい。だんなも含めて、どうか、是非。