駅から少し離れた住宅街の蕎麦屋。初めて訪いました。今日はエイトにはお留守番をお願いして(ごめんね)、ふうふ二人ですから蕎麦前から存分に味わいます。
先ずは緑茶ハイ。お通しは白菜のお香香。唐辛子の辛みが効いて、緑茶の甘味と良く合います。
続いて焼板わさの磯辺巻き。蒲鉾は厚みがあり、焼き目が香ばしい。海苔は密度が高く重みがあり、調子の高い蕎麦前です。
旬の天麩羅盛り合わせは、蕗の薹、楤の芽、筍、地鶏等等。軽い酒肴を追加するつもりで註文した鱏鰭も存外に美味しく、結句ワインのボトルを二本吞み乾かしました。
〆の蕎麦は細打ちと田舎蕎麦の二色盛り。さらりと完食致しました。蕎麦湯は粘度と蕎麦の香りが高く、蕎麦汁を加えずとも美味しい。
御馳走様でした。「さくら」も散り始め、次はお蕎麦を「きん」で戴くとしよう。