うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

50-17 祖父の形見 父の形見。

 

 飾り気の無い腕時計。祖父が使っていたものを父が相承したものです。父が亡くなり、今はだんなの手許にあり、問題なく機能しているので偶にですが着用しています。祖父は小柄、父は大柄、だんなは月並みな体格なのですが、窮屈も余りもなく手首に収まるのは不思議ですね。

 腕時計は大好きですが、実は自分でお金を払って買ったことがありません。一台くらいは財布尻を叩いて購めてもと思うのですが、おくさんからの結納返しと贈り物、祖父の形見、そして父の形見と何れの時計にも愛着があり、これらを勝るお気に入りを得るのはむつかしいがためです。

 2月13日に亡くなられた松本零士先生。作品は勿論、描かれる精密な計器や機械に心踊りました。精緻で合理的で尚美しい。こう謂う機能的な腕時計があれば、人生最後に身に着けたいと思います。現行の時計であれば、ブライトリングが最適でしょうか。

 価格が高いので購めるのは困難ですが、機能は素晴らしいのでしょうね。時間は戻らずとも遡れば今に勝る技術や知見もある。故きを温ねて新しきを識る。言葉の通り、歴史や故事を革めて深く学びたいと思います。

 

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