第一の真理。

エイトと散歩をしていた時のことです。

行き掛けにお会いした年長のご婦人が声を掛けて下さいました。

「可愛いでしょう、子供と同じよね」。

エイトのことです。

ふうふには子供が居りませんから、「可愛い」については

論を俟たないのですが、「同じ」かどうかは論を持ちません。

ですけれど、

エイトは日乗の第一真理なのです。

吾思う故に吾在り。

否、

エイト思う故に、吾ら在り。

親莫迦ちゃんりん、蕎麦屋の風鈴。

ああ、

やはり親なのか。