自動車運転免許証の更新をしました。優良運転者の運転免許区分を維持できたので、先ずはひと安心です。運転者に占める優良運転者の割合は、恒常的に5割以上で推移しているので、格別声高に喧呼することではないのですけれども。保険料が一般運転者に比べて分引きされる等の余得に与ることが出来る優良区分ですが、普段運転する機会に乏しい所謂ペーパードライバー（にしても酷い和製英語ですね）も相当数含まれているのでしょう。
個人的所懐ですが、対環境優良運転者を認定する区分を新設してはどうでしょう。ゴールド免許ならぬ、クリーン免許とでもしましょうか。年間の二酸化炭素排出量が基準値以下の運転者を認定する。自動車の二酸化炭素排出量の推計手法は日日精緻化が進んでいますし、国政の補助による排出量測定器の設置を推進するなぞ方法論は数多議論を俟っている筈です。日乗運転機会が多く一般運転者区分に忍従している方も、積極的に電気自動車や複数動力源自動車（ハイブリッド車）を選択すれば、平たく認定される制度設計とする。だんなの様に内燃機関に拘泥する運転者は、歯嚙みしながら憾みを飲む。目途するところは、二酸化炭素排出量の削減ですので、申し訳ありませんがペーパードライバーを排除し、年間走行距離の下限を設けるなぞ、如何でしょうか。微力ながら地球温暖化の進捗留保に資するように思うのですけれど。
