重力が増したかのような打ちつける暑さも幾許か和らぎ、ふうふとエイトは車で少少遠走り。涼気を感じる露台の席で手打蕎麦、「冷たい自然薯蕎麦」を戴きました。エイトはお水だけ。ごめんね。
角が立った蕎麦はきりりと冷えて、自然薯は粘りが強くふうわりと甘い。念入りに混ぜ返してから手繰る蕎麦は強い腰があり、滑らかな自然薯と馴染む案配に口福を満たされます。蕎麦と自然薯の香りも調子が高い。香りは直接脳に働き掛けて、情操を平らかにし、免疫力も恢復するそうです。自然薯は山菜の王様と謂われ滋養が高く、體力を回天する効能も優る。蕎麦と自然薯を以て美食とすることに論を俟たず、であります。
御馳走様でした。
以下、帰宅早々ふて寝を決め込むエイトさん。