うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

ドライブ・マイ・カー。

村上春樹氏の短篇小説を読みました。主人公の所有する車は、黄色のサーブ900コンバーティブル。12年以上乗り続け走行距離は10万キロを超えていますが、買い換えるつもりはない。出自を顧みるに、航空機や軍需品製造社である同社の結構は、緻密で耐久力に優れているのかもしれません。

訳合があり雇うこととなった女性運転手。手動変速の旧い外車を巧みに円滑に運転します。一方で登場人物の人生はすらすらとは進まず、主人公演じる「ワーニャ伯父さん」の辛酸を具現するかのようです。

映画は未見ですが、主人公の愛車は赤の固定式屋根に設定が変わっているのですね。個人的には往日に裏切りや娼婦の意味を持つ黄色が、原典の意図に沿うかとも思います。

とまれかくまれ、映画も観てみませんと。

 

談余。4c スパイダーも近間を少し散歩しました。

 

 

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