月命日の墓参をふた月ほど欠かしていました。自宅から一時間内の霊園。少し間を置いての、ふうふとエイトでのんのん詣り。
墓参は秋の季語のようですが、今朝はしっかり冬を感じる寒さ。お墓の花立てにも薄氷が張っていました。線香の微かな火では温まらないですね。お酒を開いて供えるべきでしたか。
荒塩と酒もて洗う父の墓
海水を煮詰めた粗塩(荒塩)は、海の力により邪気を払う力が強いとされています。天然由来のミネラルを多く含むところが、なぜか公正取引委員会は塩の名称に天然・自然を用いることを禁止しているそうです。
天然とは人為が及んでいないこと。自然豊かな郊外の霊園は、春になれば野桜が雲の様に開きます。それまでには、また。
花人となるには少し歩かねば