アルファロメオのエンブレムに描かれている、人を呑み込む蛇の姿。13世紀にミラノの支配権を確立し15世紀に途絶えたヴィスコンティ家の紋章、ビショーネ。
だんなはサラセン人を吞み込む蛇の姿を絵様に描き取ったものと思っていました。ところが公式HPによりますと、111年の間奇禍を免れぬこちらの御仁は『サラセン人と戦っている間に大蛇に連れ去られ、生きたまま吞み込まれた子供』だそう。
心得違いをしていましたか。
ほかにも説はあるようです。本当の芽出は左に寄りそう赤十字の父、聖ゲオルギウスのみが飲み込んでいるのかも。
写真は真鍮から手仕立てされたエンブレムです。4cスパイダーの純正品と交換する目論見だったのですが、工程が立たない為御蔵にすることに。
好事『紋』を出でず、残念。