うちのふうふとエイトのこと。

黒トイプーのエイトや車。ふうふの日常について。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

韻文。

だんなは時折記事に五七五、十七音の定型詩を逼塞させています。俳句ではありません。聢と学んでおらず、規程の事解も浅薄だからです。心得ある方に「これは俳句にあらず」と指弾されれば一音の反句も持ちません。当然です。ですが「これは詩ではない」と高…

雪花菜。

江湖では豆腐を作るとき大豆から豆乳を絞った後に残る絞り滓のことで、語源は「殻」に丁寧語の「御」をつけた女房詞。空木の花に似ている為、卯の花とも。生理的熱量が低く高蛋白で食物繊維を多く含む栄養的に優れた食品にも拘わらず、滓とは謂われのない譏…

怯むエイト。

お散歩していたら、仔猫と鉢合わせ。 エイト怖いの?まだ仔猫だよ。遊ぼうって言ってるよ。 尾を下げて仔猫斎む犬こぢんまり

百鬼園忌。

4月20日が歿日と知り、内田百閒の随筆を読み始めました。「御馳走帖」は昭和21年と戦後から間を置かず、御馳走という聯想と縁近くない時代を背景として刊行された随筆集です。裕福な家に一人息子として生まれ、幼少期は祖母の寵愛を受けて不自由なく育った百…

茹玉子。

だんなが料るのは至極希です。「男子厨房に入らず可し」を体現しているのではありません。抑、君子でも武士でもないですから。成果物が不味いものと洗いものに帰結する痛ましい結果を予見しての判断です。 料理か否かという議論は横に置いて頂いて、茹玉子に…

手袋。

運転時に塡める手袋を誂えました。何度か受注会に訪う機会を窺っていたのですが折り合いが付かず、四度目の正直で漸く註文に着到。香川県にある車好きには知名な工房です。接遇頂いた社長は優婉で鯔背な方でした。 革の見本を拝見し、手の寸法を取り註文票を…

交響楽。

中学2年生の時です。音楽の授業で、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」の第3楽章を鑑賞しました。次の休日早速レコード(!)を買い、居間のオーディオにヘッドフォンを挿し大きめの音量で第3楽章ばかりを繰り返し何度も聴きました。亢奮を感じるも…

桜餅。

桜は散り、桜餅も見られなくなりますね。関東の長命寺、上方の道明寺。どちらを好むか意見の分かれる和菓子でしょう。もう一点、桜の葉を食べるかどうかにも一家言お持ちの方が多かろうと拝察致します。先日63回椿寿忌を終えた高浜虚子の句「三つ食へば葉三…

寝惚けるエイト。

まだ眠いね。洟垂れてるよ、エイト。 朝寝とて尻向け撫でろとせがむ犬

ダブル台風。

仮面ライダーV3風見志郎は改造人間である。謎の秘密組織デストロンに重傷を負わされたが、仮面ライダー1号、2号によって改造手術を受け仮面ライダーV3として蘇った。「変身、ブイスリャー!」。掛声を受けて命のベルト「ダブルタイフーン」の風車が回りエネ…

かぶるエイト。

兎に変装したようだね。 「兎を見て犬を呼ぶ」?それとも「犬兎の争い」と言いたいの? 兎にも角にも占め子の兎か、エイトよ。

鬱金香。

どの花みてもきれいだな。 チューリップおやじおふくろと呼んでみる

世間咄。

絲山秋子さんの述作「スモールトーク」。車を話頭に進む連作短編と随筆で、時折読み返しています。和訳は世間話とか雑談ですが、だんなは小咄なんてなことを言って叱られっちまいそうな。冒頭から元彼がTVRタスカン、しかも色はオレンジと奇矯に過ぎる一…

一片餉。

いつぞやの夕餉。おくさんと美味しく頂きました。 しらす烏賊舎利白種種のひとかたけ

4月5日。

日本オープンカー協会が制定したオープンカーの日、だそうです。失礼ながらオープンカーの日も、日本オープンカー協会も存じ上げませんでした。アルファロメオ4cスパイダーの納車から今日で100日余。あまり乗っていないので、賞味期限切れと機嫌を損ねてい…

飛ぶ。

もともと聞かない嫁が、元い。利かない夜目が、加齢が起こりか層一層不束になってきました。視認性が低落し危険度が昂騰するので、自動車の夜間走行は能う限り斎戒しております。 飛行家で小説家であるサン=テグジュペリの「夜間飛行」を繙きました。飛行機…

日日。

今日は病院を受診し、美容院で髪を切ってもらいます。日日のことにかまけているうちに、さらさらと水が流れるように時間は過ぎていく。もう4月。早いものですね。 父母の位牌小さし春の夜

告知。

先の記事でブログ終了しますと申しましたが、タイトルにあります通り、四月莫迦=エイプリルフールでございます。念の為ですが、これからもよろしくお願い致します。

四月莫迦。

本日をもちまして、ブログを終了致します。今までお読み頂いた皆様、ありがとうございました。